おすすめの本革アタッシュケースをご紹介。
士業(弁護士など)の方に人気の本革アタッシュケース
本革アタッシュケース!士業(弁護士など)の方に人気のビジネスバッグ。
近年、ビジネススタイルも多様化。通常の電車通勤・自動車通勤だけでなく、健康促進の意味も含めて、
徒歩通勤・自転車通勤をする人も増えています。IT企業などでは、スーツスタイルではなく、
カジュアル系ファッションスタイルを採用しているところも、珍しくなくなってきました。
そんな
「通勤スタイル」「ビジネスファッションスタイル」の多様化に伴い、仕事上利用するビジネスバッグ
も多様化しています。
ビジネスバッグとして定番デザインとなる「プリーフバッグ(ブリーフケース)」の他、「トートバッグ」
もビジネスバッグとして高い人気を得てきています。自転車通勤をする
人には「リュック(デイバッグ)」が機能性の高いバッグとして、活用される機会を増やしていますしね。
そんな中、
収納力・中身の保護力という機能性においては、「ドクターズバッグ」「アタッシュケース」が高い支持を
得ています。
特に、大切な個人情報資料・企業経理資料などを持ち歩く士業(弁護士・会計士など)の方に愛用されているのが
「アタッシュケース」。銀行員・営業職の方などにも人気の鞄となっています。
ここでは、本革仕様のアタッシュケースの”選び方”を含め、おすすめの本革アタッシュ(メンズ)をご紹介したいと
思います。
アタッシュケースの「選び方」!機能性と長持ちする仕様を重視しましょう。
アタッシュケースは、「機能性」に富んだビジネスバッグです。ゆえに、商品を選ぶ上で重視しておく必要があるのが
「機能性(アッシュケースならではの機能性)」と「丈夫さ(長持ちする)」の2要素。
この2要素がしっかりと満たされているアイテムを選ぶことが、後悔することの無い買い物となります。
具体的な要素として、下記に示す、アタッシュケースならではの”機能性”として3つのポイントが。”丈夫さ(長持ちする)”に関して、1つの
ポイントがあげられます。
1.アタッシュケース底に備えられた「底鋲」の高さ!
アタッシュケースは、利用上「床面に置く」ことがしばしばあるものです。
ゆえに、アタッシュケース本体(革)が汚れたり、傷ついたりしないように「底鋲」と呼ばれる金物が設置されているんですね。
ここで、機能的なポイントとなるのが「底鋲の高さ」です。”半球状の底鋲”など
が使用されているアイテムも多々ありますが、アタッシュケースにおいては、しっかりと高さのある底鋲仕様となっているもの
がおすすめです。
外部にて歩道などは、起伏が存在するもの。低い底鋲では、アタッシュ本体を気付付けてしまいます。起伏に対しても十分追随
できる高さのある底鋲仕様となっている商品を選ぶようにしていただければと思います。
2.高品質な鍵(ダイヤルロック)仕様のアイテムを!
アタッシュケースは、「中身(書類など)の保護」という役割が求められます。ゆえに、大半のアタッシュには、「錠(ダイヤルロック)」
が設置されています。
主に「ダイヤルロック式鍵」が使用されているのですが、この鍵仕様に注視してほしいのです。
安価なアタッシュでは、この鍵自体も低品質なものが使用されていることが少なくありません。ダイヤルロックキー部分は消耗しやすく
、損傷しやすい部位のひとつと言えるもの。
ダイヤルロック鍵ブランドが手がけた高品質(耐久性の高い)な鍵が使われているアイテムを選びたいものです。
3.内装(革素材)が柔らかな革仕様のアタッシュケースを!
アタッシュには、大切な資料などを収納する機会が多いもの。そこで、求められる機能性のひとつとして重視しておきたいのが
「収納したものが、損傷しにくい内装仕様となっている」ということです。
商品によって、内装に使用されている素材は異なるものですが、最もおすすめなのが起毛加工によって創出された「ヌパック」
「スウェード」系の革素材です。
ヌバックやスウェード素材は”クッション性””弾力性”を有する革。収納したものを傷付けることがありません。
優しい手触り感もおすすめできるポイントに。
表革だけでなく、ぜひ、内装仕様にもこだわっていただければと思います。
4.長持ち(耐久性)することを重視するなら「木製ベース」のアイテムを!
本革アタッシュケースには、”ベース素材”の違いで、2種類に分類することが出来ます。
ひとつが「金属仕様(主にアルミ仕様)」。もうひとつが「木仕様」です。それぞれ機能的な特徴に若干違いがあります。
ベースが金属仕様のアイテムは、木仕様と比較して、「軽さ(軽量)」がメリットとなります。
対して、木仕様のアッシュは、金属仕様と比較して「長持ち」するアイテムとなるんですね。
その理由が「革素材との相性」にあります。
”革”は自然素材ですので、呼吸をしている素材なんですね。”水分(湿度)””空気”などを革内部に取り込んでは、吐き出すといったことを環境に応じて行っているのです。
対して、”金属”は人工素材と言えるもの。呼吸はしていません。ゆえに、”金属”は「吸湿・放湿」「給気・排気」を繰り返している”革”との相性が良くないのです。
金属ベースの本革アタッシュは、金属に革を貼り付けて作られるもの。革との接着の相性が悪く、剥がれ(革の浮き)が生じることがあるのです。
”木”は”革”と同じ自然素材。呼吸をしている素材です。”革”との相性も良く、革と同様の環境変化に応じた変位がありますので、
木製ベースのアタッシュケースは革の剥がれや浮きが生じにくく、長持ちするアイテムとなるのです。
”弁護士・会計士”の方におすすめの本革アッシュケース!
まずは、弁護士・会計士の方におすすめの人気本革アタッシュケースをご紹介したいと思います。
大前提として、前項でお話した「機能的4要素」をすべて満たしているアイテムを対象といたします。
その上で、弁護士・会計士の方にとって、どんなアイテムが「実用性に長けているのか」を考えたんですね。
そこで、ひとつの”切り口”としたのが、『映画やドラマにて、実際に弁護士・会計士役として使用されているアタッシュケース』
。
近年の映画やドラマでは、”リアリティー”を追求したものが多くなっています。「ドラマ:ドクターX」などでは、実際の
医療従事者に医療監修をしてもらった上で、リアリティーのある内容にと仕上げているとのこと。
弁護士・会計士といった職業も近年、映画やドラマとして人気の対象となっていますからね。
そこで使用されているアタッシュケースは、弁護士・会計士ならではの魅力を増すものであり、機能的にも最適なアイテム
として、認識されたメンズ鞄と言えるものに。
実際、映画・ドラマなどで活用されたバッグの中は、放送後に注文が大幅増となっているようですから。
ここでは、近年、映画・ドラマで弁護士・会計士として使用実績のある本革アタッシュケースをご紹介いたします。
クリスペルカーフ仕様スリムデザインアタッシュケース「アンスバッハ」:ダークブラウン
こちらは、2017年9月9日に公開された、映画「3度目の殺人」にて、弁護士役の方が使用していたアタッシュケースです。
機能性はもちろんのこと、高級革素材”クリスペルカーフ”仕様ならではの、「高級感」「上質感」が
品格の高い弁護士さんであることを印象付けてくれたものと感じています。
サイズ感(バランス)的にも、弁護士さんに最もおすすめの一品に。
【ブランド】:COCOMEISTER
【素材】:クリスペルカーフ(高級ボックスカーフ)
【寸法】:横28.8cm×縦39.7cm×奥行9.5cm
【色彩】:ダークブラウン
【価格】:¥290,000円(税込)
▼クリスペルカーフ仕様スリムデザインアタッシュケース「アンスバッハ」の詳細・購入はこちら。(公式SHOP)
映画・ドラマで使用された本革アタッシュケース紹介!今大人気の日本革ブランド「COCOMEISTER」!
現在、日本で最も勢いのある人気革ブランドと言えるのが”COCOMEISTER(ココマイスター)”。
日本の革職人技術を活かした本革財布&本革バッグが高い評価を受けています。
そんなCOCOMEISTERの人気を表す出来事のひとつが、「映画・ドラマなどでココマイスターの
革バッグ(アタッシュケース)などが積極的に使用されるようになった」ことです。
”映画監督の意向”など、”映画・ドラマの制作側から商品を活用されてもらえないか”と
いった打診があって、実現したようなんですね。主にビジネスシーンが主体の映画やドラマなどにて、
ココマイスターの本革ビジネスバッグを見かけるようになりました。
まずは、そんな映画・ドラマで実際に使用されていた、”本革アタッシュケース”をご紹介したいと思います。
クリスペルカーフ仕様スリムデザインアタッシュケース「アンスバッハ」:ダークブラウン
福山さんの同僚、弁護士役で吉田綱太郎さんが持っていたのが、こちらの
クリスペルカーフ仕様スリムデザインアタッシュケース「アンスバッハ(ダークブラウン)」です。
”アンスバッハ”を持った立ち姿がとっても凛々しかったです。
【ブランド】:COCOMEISTER
【素材】:クリスペルカーフ(高級ボックスカーフ)
【寸法】:横28.8cm×縦39.7cm×奥行9.5cm
【色彩】:ダークブラウン
【価格】:¥290,000円(税込)
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ブライドルレザー仕様アタッシュケース「ブライドル・ロイヤルヘンリー」:ブラック
主演、桐谷美鈴さんの上司役で、鈴木浩介さんが持っていた革バッグのひとつがこちらの、
ブライドルレザー仕様アタッシュケース「ブライドル・ロイヤルヘンリー」のブラックカラー。
”美容・ファッション”がテーマとなっていましたので、ビジネスバッグへの”こだわり”も
大切なポイントとなっていたようです。
【ブランド】:COCOMEISTER
【素材】:ブライドルレザー
【寸法】:横43.9cm×縦32.8cm×奥行11.8cm
【色彩】:ブラック
【価格】:¥360,000円(税込)
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本革アタッシュケース!出張に大活躍する「トランクサイズ」「ミディアムサイズ(ベーシック)」。
ビジネスにて一泊・二泊程度の出張時に大活躍するのが、ある程度厚みのあるトランクサイズ・ミディアムサイズ
の本革アタシュケースです。
トランクサイズのアタッシュは、欧米などで数週間単位の旅行・出張に愛用されている
アイテムです。上厳選された質な本革素材仕様のトランク・ミディアムサイズのアタッシュケースは、数十万円単位
の高額アイテムとなりますが、一生活用していけることを考えれば、費用対効果の高いアイテムとなるものと思います。
人気NO.1:英国紳士の風情&高耐久性が大人気!ブライドルレザー仕様のアタッシュケース「ロイヤルヘンリー」
日本でアタッシュケースとしてダントツの人気を誇っているのが「ブライドルレザー仕様」のアイテムとなっています。
こちらは、そんな上質ブライドルレザー仕様のベーシックサイズ・アタシュケース「ロイヤルヘンリー」です。
基本的に、一つ目のアタシュケースを購入する上では、やはり”ベーシックサイズ”が高い支持を得ています。日常的なビジネスシーン
だけでなく、出張や旅行などにも対応できるサイズ感であることが、人気の要素となっているものと感じています。
ロイヤルヘンリーは、とても使い勝手の良いサイズ感(ベーシックサイズ)であるとともに、上質なブライドルレザー仕様であること
が人気のポイントに。アタッシュケースに抱く印象として、”英国紳士”をイメージさせてくれる重厚感と革素材の中でも最上級の
耐久性を有していることが、ブライドルレザー仕様の最大の魅力となっています。
耐久性の高さに加えて、キズが付きにくく、付いたとしても、革の良き風情として感じられるアンテイーク感を有していることも併せ、
末永く愛用していくことが出来るアタッシュケースとなることもロイヤルヘンリーの人気のポイントと言えそうです。
【素材】:ブライドルレザー
【寸法】:縦32.8cm×横43.9cm×奥行11.8cm
【色彩】:ブラック、モスグリーン、ロイヤルブラウン、ダークネイビー、スイスレッド、ヘーゼル、ボルドーワイン
【価格】:¥360,000円(税込)
ブライドルレザー仕様のアタッシュケース「ロイヤルヘンリー」の商品詳細・購入はこちら。(公式SHOP)
人気NO.2:洒落たイタリアンレザー!ミネルバボックス仕様のスリムデザイン・アタッシュケース「ストックウェル」
スタイリッシュに活用したいという方に人気なのが、こちらのイタリアンオイルレザー”ミネルバボックス”仕様の
アタッシュケース「ストックウェル」です。
お洒落な風合いを感じさせてくれるのは、イタリアンレザーならではの特徴と言えるもの。ヒジネスシーンにおいて、スタイリッシュさ
を追求する上で「スマートフォルム」は重要なポイントとなるもの。奥行7cmのスリムデザインとなっていることが、
ストックウェルの人気要因に。
スタイリッシュさを重視。
スマートにアタッシュケースを活用したい方に人気のアイテムとなっています。
【素材】:マルティーニ(ミネルバボックス)
【寸法】:縦31.7cm×横42.2cm×奥行7cm
【色彩】:ブランデー、ビターチョコ
【価格】:¥240,000円(税込)
ミネルバボックス仕様のアタッシュケース「ストックウェル」の商品詳細・購入はこちら。(公式SHOP)
人気NO.3:最上級のエグゼクティブ感!クリスペルカーフ仕様のアタッシュケース「オルデンブルク」
”重厚感””アンティークな風情”の他、もうひとつアタッシュケースに求めるイメージとして、高い人気を得ているのが
「高級感」「エグゼクティブな風合い」といった要素です。
そんな最上級のエグゼクティブな風情を感じさせてくれるアタッシュケースとして高い人気を得ているのが、こちらの
クリスペルカーフ仕様のアタッシュケース「オルデンブルク」です。
最高級な牛革素材と言われている”ボックスカーフ”の中で最高峰に位置づけられているのが”クリスペルカーフ”素材。
均一に整った革表情と美しい艶感が高級感を感じさせてくれています。貴重な革素材のひとつです。
そんなクリスペルカーフで作られた”オルデンブルク”は、気品を感じさせてくれるアタッシュケースに。上品さと高級感を
重視したい方に人気のアイテムとなっています。
【素材】:クリスペルカーフ(ボックスカーフ)
【寸法】:縦32.5cm×横43.8cm×奥行11.5cm
【色彩】:ロイヤルブラック、グランツネイビー、ダークブラウン、シャルトープ
【価格】:¥410,000円(税込)
クリスペルカーフ仕様のアタッシュケース「オルデンブルク」の商品詳細・購入はこちら。(公式SHOP)
COCOMEISTER本店(オンラインショップ)のメリット!
高額なアイテムを購入する時、「色の好み」など実物を見ないと不安を感じる方も少なくありませんよね。
しかし、実店舗に行きたくても、ココマイスターのバックを取り扱っている店舗は限られています。
(ココマイスター銀座並木通り店のみがカバン専門店に)
でも、ご心配なく。実は、ココマイスターの商品は本店(オンラインショップ)にて購入するのが、もっとも
安心&お得なのです。
なんと、実店舗にはない、本店(オンラインショップ)ならではの大きなサービスがあるからです。それが・・。
なんです。ちなみに実店舗から購入した商品は上記サービスの対象外に。
ですから、高級な革バックも 本店(オンラインショップ) から購入するのが効果的です。。
商品到着後にじっくりと商品観察をして
・色が思っていたのと違った
・小さなキズが気になった
と感じた時には、返品・交換をしてもらえばいいのですから。案外、店舗では、落ち着いて商品チェックが
できないものです。
Swaine Adeney(スウェイン・アドニー・ブリッグ) アタッシェケース ハバナ
Swaine Adeney(スウェイン・アドニー・ブリッグ)は、200年以上の歴史を有するイギリスの革製品ブランド。
イギリス紳士たちが納得できる製品作りをするために、メイドインイングランドであることを大切にしています。
こちらは、Swaine Adeneyの代表的な本革アタッシュケース「ハバナ」。英国らしい”堅牢さ””重厚感”を
感じさせてくれるシンプルデザインの機能的なアタッシュケースとなっています。
【色彩】:ブラック
【価格】:¥475,200 (税込)
スウェイン&アドニー アタッシェケース ハバナの商品詳細・購入はこちら。(関連SHOP)
ビジネスシーンでの機能性を重視した、スリムデザインの本革アタッシュケース。
ビジネスバッグとしての機能性を重視するのであれば、持ち運びのスマートさが感じられるスリムデザインの
本革アタッシュケースがおすすめです。ビジネス資料やファイルやタブレットなどの多機能モバイルを整理して
収納するのに最適な機能性を有しています。
LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)アタッシェケース ビステン 80
素材仕様はことなりますが、世界的な人気ブランドのスリムデザイン・アタッシュケースをご紹介しておきたいと
思います。
こちらは、LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のアタッシェケース「ビステン 80」。スリムデザインで、日常的な
ビジネスアイテムとして、高い人気を有しています。
LOUIS VUITTONを代表する”モノグラム”仕様。ブランド志向の方にとっては、憧れのビジネスアイテムとなりそう
です。
【色彩】:モノグラム
【価格】:¥712,800 (税込)
LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)アタッシェケース ビステン 80の商品詳細・購入はこちら。(公式SHOP)
大切なビジネス小物アイテムの持ち運びに便利なスモールデザインの本革アタッシュケース。
普段、ビジネスシーンにおいて、財布・名刺入れ・手帳・各種モバイル端末などのみを中心に持ち運ぶ
(有している)方であれば、スモールサイズの本革アタッシュケースはいかがでしょうか。ボックスデザイン
となっており、厚みを有しているのが特徴です。ちょっとした精密機器(医療機器、測定機器)など
を持ち歩いている人にも愛用されているようです。
本革アタッシュケース!本革と木材という天然素材の組み合わせへのこだわり。
時代の流れに左右されることなく、一定の人気を保ち続けているアタッシュケースですが、その作りや構造には、
変化が存在しています。アタッシュケースのデメリットとなるのが、なんといっても「重量感」なんですね。
基本的に、仕上げとして天然素材である革素材が使われていますが、その下地(保護力・衝撃耐久性を生み出す)
として、従来こちらも天然素材である「木材」が使用されてきました。
それゆえに、カバン全体的な総重量は、他のビジネスバッグと単純比較するとどうしても、重量感のあるものと
なるのです。
そんな、デメリットとも言える「重さ」を少しでも軽減するためにと、木材に替わり使用されるようになったのが
「アルミ系素材」です。トランクケースなどに使用される金属素材。それを下地として表面に革を張り付けた
アタッシュケースが登場することになりました。
さらに、近年では強度と軽量さにおいて、アルミ素材よりも
効果的な「ポリカーボネイト」が使用されているものも作られるようになっています。
それらの金属素材・
化学素材を活用した本革アタッシュケースは、一般的に木材使用の本革アタッシュケースと比較して、安価と
なっているのも特徴。
「軽量さ」を重視する傾向が高く、革素材も軽量化を重視することから、中程度以下の品質の
革素材を使用していたり、合皮を使用しているものが大半であることが、価格差を生み出す要因となっているものと
考えています。
しかし、そんな「軽量化」を重視した本革アタッシュケース(金属・ポリカーボネート下地)には、新たな
デメリットと呼べる要素が存在しています。(どんなものにも、メリットがあれば、デメリットとなる要素が
あるものですからね。)それが、「革素材との相性の悪さ」という要素。
天然素材である革には、「熱(温度)、
湿度に対して、伸び縮みする」「吸湿・放湿作用を有している(水分の呼吸作用)」という特性がありますが、天然素材
ではない、金属・ポリカーボネートには、それらの特性がありません。
それゆえに、使用していく過程において
革の伸び縮みに対して、下地(金属、ポリカーボネート)が追随していくことが出来ないことから、下地と革
の剥離が発生しやすくなるのです。これは、「あまり長持ちしない」ことを意味するものに。
また、こちらのほうが大きな課題となるのですが、革の吸湿作用に対して、下地には吸湿作用がないため、
素材の保水状態に大きな差が生じます。同時に、アルミなどの金属においては、革素材と比較して、断熱性
に乏しく、熱くなったり、冷たくなったりしやすいんですね。
その結果、革素材と下地との間に結露が
生じることがあるのです。その結露水が革をカビさせる要因となるんですね。
対して、天然木材には、革素材と同様に「吸湿・放出性能」があります。しかも、断熱性能を有しており、暑さ・寒さ
に対して木材の温度変化は少ないのが特徴。ゆえに、結露が生じることはありません。
生活環境に応じて、本革素材
が伸び縮みする状況にて、下地の木材も同じように伸び縮みすることで追随します。従来の製法(構造)である、
下地に木材を使用した本革アタッシュケースは、末永く活用していくための機能が存在しているんですね。これが、
安価な本革アタッシュケース(金属・ポリカーボネート下地)との違いとなっています。
また、使用していく中で、
損傷したときの修繕のしやすさという点でも、木材下地のほうが柔軟性に富んでおり、この要素も末永く活用していく
上で有効な要素となっているのです。
私は、本革アタッシュケースは、「高い保護力」の他に、「末永く愛用していけること」が大切な特性で
あるものと考えています。それが価値観の高い本革アタッシュケースとなるものと。
当サイトでは、天然素材の特性
を最大限に活かした、「木材下地+上質本革素材」の組み合わせて作られている本物志向の本革アタッシュケースを
ご紹介したいと思います。
丁寧に作られていることも、ビジネスバッグの耐久性にとって重要な要素となることから、
日本の革職人によって創作されている本革アタッシュケースであることを条件として、商品を厳選紹介いたします。